愛する作家たち と 色

こんばんは。

色彩講師をしている、齊藤美雪です。


私のごく身近な人たちは知っていると思いますが、

私は「活字中毒」です。


つねにつねに、そばには、読むべき本が積まれていないと落ち着きません。


今は、先日買った「日本の色」(大岡信編 朝日新聞社)が手元にあるので安心です。

これは、一筋縄ではいかなさそうな、

ちょっと込み入った「色にまつわる伝統文化論」みたいなので、

当分、活字の貯金はありそうです。


さて、今まで、読破してきた小説作家たちのタイトルで、

色の名前がついてるのをピックアップしてみました。

まずは、20代後半で読みまくった「フランソワーズ・サガン」の一冊、

「心の青あざ」(新潮文庫)
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“大富豪夫人の愛人になる男性と、その妹の話”です。

まさに、心に青あざができそうな内容ですよね(^_^;)

サガンは、どの小説も、とにかくケダルいです。



次は、谷崎潤一郎の「刺青」(新潮文庫)
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もともと、一般的に「入れ墨」と書いていたのが、この小説が発表されてから、

「刺青」と書くようになったらしいです。

なぜ、「青く刺す」と書くかというと、肌に墨を入れた後、

長年経ると青みがかって見えるようになるところから・・・とか。

谷崎潤一郎さんの日本語の美しさは、ゆっくり味わって読みたくなる「うっとり系」です。

「日本の色」にも、谷崎潤一郎さんの話題が出ていて、わくわくしました!

まさに、「日本の色」を感じる文章が多いんですよね。



あと1冊は、の対照色相の、「オレンジの壺」(宮本輝)
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タイトルにもなっている、日記に書かれた“オレンジの壷”にまつわる、

ちょっとミステリーちっくな小説。

日常のささいな出来事から、人の細やかな心理描写など、

宮本輝さんの文章は、どの作品も引き込まれていきます。

この作家さんの小説も、全部読んでました。



だけど、ここ1年くらいは、色彩関連の本しか読んでない気がするな~



あ!そして、今日グーグルから入られた方はご覧になりましたか?
今日はイギリスの作家「ディケンズ」さんのお誕生日067.gif

私の一番大好きな小説「大いなる遺産」の作者です。
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この小説、めちゃくちゃおもしろいのですが、かなりの長文です。

勇気があるかたは、ぜひトライしてみてくださいね。(色とは関係ナイですケド)



今日は、なんだか自分の世界にひたっちゃいましたね。



また明日~053.gif
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by color-osaka | 2012-02-07 22:19 | 色彩